Marketing Method

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明るい未来を求めて安定収入に走ると営業力が弱まるよって話

僕自身が起業して、経営者と名乗るようになって半年が過ぎました。

 
まだまだ会社が軌道に乗ってるとも言えないですが、取引先も増えだしたり未来への種蒔きもそこそこやってきたので、徐々に明るい未来が見えて来たように思います。
 
明るい未来が...
 
明るい未来ってなんでしょう?
 
恐らく明るい未来とは、将来の成功(利益など)が約束された状態のことだと思います。
 
明るい未来が約束さらていると、毎晩毎晩、明日の不安で眠れない夜を過ごすこともないし、預金口座とにらめっこして資金繰りのこと考えたりする必要がなくなるので、きっと会社経営者はみんな明るい未来に向かって走ってるんだと思います。
 

でもふと思ったこと。 

明るい未来が約束されていると、多分営業努力しなくなるよね。
安定した経営って、オートメーション的に売上が上がる仕組みとか、ストックオプション的な話が1番わかりやすい例だと思うけど、僕の周りの経営者の先輩方と話していても、常々みな口を揃えて「安定収入が欲しい!」と言っています。
 
でもそこで感じた違和感。
 
安定収入を求めているなら、なぜわざわざ起業して経営者なんかになったのかと。
 
サラリーマンが安定した労働形態だとはこれっぽっちも思わないが、少なくとも僕みたいな零細企業の経営者よりは安定して収入を得る確率が高いはず。
 
なんでみんな経営者を目指しちゃうんだろうね。
 
間違っても安定収入を目指して起業する人なんて少ないと思うけど、スタートアップのしんどさに耐えられなくなって、いつの間にか安定思考になってしまうんだろうか。
 
安定を目指すと確実に営業力が弱くなる。と言うか、営業努力をしなくなる。
寝てても売上が上がる仕組みとか言うけど、そんなことになったら何も考えなくなる。
 
もちろん結果としてのビジネスモデルとして、そういった仕組みを作ることには賛成。
 
でも自分から求めたらだめ。
 
安定のために商材をひたすら探してしてる経営者を見ると、「なぜ起業したんですか?」って本気で訪ねてみたくなる。
 
 僕はもともと通信回線の飛び込み営業から始めた、根っからの根性営業業界あがり。
だから今も割りとその業界の方々とのお付き合いががあるんだけど、けっこうこの業界の人たちは【儲かる話】に飛びついていこうとしている方々が多いような気がする。
 
具体的な商材や業界の話は伏せるけども、大きく儲かりそうな話かというと、決してそうでもない。ローリスク・ローリターンな感じのやつ。
 
さらにそれらのお誘いは頻繁にあるけれど、実際に利益をあげた人もあまり見たことがない。
 
営業努力を怠って楽に行こう行こうとすると、考える辛さから逃れようとするので、成長につながらない。
 
僕らみたいな起業したてのひよっこは今は泥臭く、明日のご飯もどうなるかわからないような状況を過ごして、知恵を使ってその日暮しをやっていく方がよっぽど将来のネタになると思う。
 
 

そもそもなぜこんな記事を書くのか。 

それは自分自身への戒めのため。
ちょっと前までは自分でもかなり経費とかシビアに考えながら使っていたけど、最近少し余裕が出てきたのか(といっても余裕と呼べるほどじゃない、、、)お金の使い方が少し雑になってきた自分に気づいたから。
取引先とのお付き合いという大義名分のもとお酒にお金落としたり、飲み屋のお姉ちゃんに「社長!」と言われて気分よくしてる馬鹿みたいな自分に気付いた。
 
そんな自分がさっそく嫌になったので、しっかり営業努力する気持ちを忘れないためにこんなこと書いてます。
 
 
 
ちなみに中村信仁氏のこのシリーズ、めっちゃオススメです。
初めて読んだのは3年くらい前だけど、かなり定期的に読んでる。 
営業の魔法―この魔法を手にした者は必ず成功する

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仕事の魔法

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